Farewell Partyに参加した。
僕の馴染みの居酒屋「しちりん」の店員さんのFarewell Party。僕がこの店に通い始めて5年以上経つけれど、店長を除いて一番親しくしてもらっていた人だ。いつも厨房に立って黙々と料理を作っているのだけれど、お客さんが減って余裕が出てきたであろう頃に話し掛けると、はにかみ気味の笑顔で対応してくれた。「小粋な料理人」、そんな言葉が似合う人だった。
その彼が11月いっぱいで辞めるということで、最後の出勤日である29日に送別会が開催された。店が25時までオープンしているので、26時頃よりスタート。翌日も仕事があるので、僕は一度帰宅して仮眠を取ってから参加した。送別会の参加メンバーは店員、バイトたちばかりだったけれど、僕も常連中の常連、彼と仲が良いということで招いてもらった。僕が到着した頃には会は既にスタートしていて、雰囲気に追い付くのが大変だったけれど、彼に用意していたシャンパンをプレゼントして、クラッカーを鳴らすと、いつも通りのはにかみ気味の笑顔で彼は御礼を言ってくれた。
今後の彼のプランを聞いてみると、とりあえず1ヶ月は仕事をせずにゆっくりとするらしい。28歳の彼は、高校を卒業してすぐに働き出したので、10年間は仕事を頑張ってきたんだと思う。走り続けた後に、少しばかりのモラトリアムが欲しかったのかもしれない。最後別れ際に「ステップアップするために僕はしちりんを辞めるんです」と言っていた。なかなか会う機会は減るかもしれないけれど、彼の未来にエールを贈りたい。
朝彼からメールが来た。心に響いたのでこのBlogにも載せておきたい。
「おはようございます。こちらこそ寝る時間のないなか来て頂いてすごく嬉しかったのと感動しました。あのシャンパンの味は一生忘れません!ちっと大げさですけど、そのくらいの気持ちです。ぜひ、また一緒に飲みまくりましょうね!本当お世話になりました。」
これからもこういう繋がりを大事にしていこう。
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